12/14 TOKYO FM WORLD 追記
昨日放送したTOKYO FM WORLDは、「知っておきたい海外の流行語2015」ということでお届けしましたが、聞き逃した方のためにも、その中でお伝えしたアメリカ・イギリスの流行語について、改めてここでおさらししておきます!
まず、英米の流行語にあたるものとして番組で扱ったのは、オックスフォード辞典の出版社が毎年発表している、
「Word Of The Year」
というアワードになります。
そこで発表された2015年度の大賞が、
「Emoji (絵文字)」
でした!!!
ですが、絵文字という言葉ではなくて、実際にはこの絵文字がその中でも大賞として選ばれたものになるそうです。(泣いて笑う絵文字、英語での通称:LOL Emoji)
これが、絵文字全体の20%の使用率だったという統計を発表しています。
言葉よりも簡潔に、かつ即効で相手に意味が伝えられるので、絵文字というのが今年世界でも爆発的に使われていったのが背景にあるようです。
しかも日本語の「絵文字」がそのまま英語でも使われていて、それが流行語大賞なんですから驚きですw
その他のノミネートは、
ad blocker : アドブロッカー(名詞)
インターネットのウェブページ上に現れる広告が出てこないようにするために開発されたソフトウェアの総称。
背景:Facebookやソーシャルメディアにおける広告がしつこくて「ウザい」という国民感情の現れ。
on fleek : オン フリーク(形容詞)
めちゃめちゃイケてること。魅力的。オシャレ。
背景:黒人スラング的な使われ方。Vineというアプリでとあるティーンズの黒人の女の子がアップした動画の中で、自分の眉毛がイケてることを、”eyebrows are on fleek the fuck”と表現し、この動画が瞬く間に広まり、イケてることを”on fleek”と言うのがスラングとして使われるようになったとのこと。
Lumbersexual : ランバーセクシュアル(名詞)
「イカついアウトドアなライフスタイル」的な格好をしている都会にいる若い男性のこと。特に、「チェックシャツ」と「濃いヒゲ」が特徴。
Lumberjack(ランバージャック)という、「木を切り倒す男」という言葉と、Metrosexual(メトロセクシャル)という「都会に住む、やたらオシャレに金と時間を使う男性」をくっつけた造語です。
背景:最近のメンズファッションのトレンドの一つ。特に、「濃く生やしたヒゲ」はおそらくマスト。ファッションとしては、チェックシャツに細めのデニム、ブーツが定番。アメリカンタトゥーが入ってることが多いことにも注目。
僕がアメリカに住んでいた頃も、ロサンゼルスなどでは沢山生息していますw
などのワードが候補となっておりました!
そしてスラングで紹介したのは、
Bae : ベイ(名詞)
意味:Babyという言葉だけど、言うのがめんどくさいからベイだけになった。
その前身はBabe(ベイブ)。
例:彼氏(電話で):Hey Bae. What you doing? (ベイ、今何してたの?)
彼女:Was thinking bout you bae. (ベイのこと考えてたよ。)
若い恋人同士で使う呼び方ですね。
Can’t even : キャントイーブン
意味:マジ無理、ヤバい、信じられない、嬉しいなどなど。
(使い方やシチュエーションによって意味合いが変わる)
本来は、I can’t even 〜という文章を、面倒だからちゃんと言わない言い方。
典型的な白人女性の言い回し。
例:OMG! There is a super cute puppy! Can’t even!!
(オーマーガ!ちょー可愛い子犬がいる!マジヤバい!)
みたにな感じで、何にでも使えそうですw
それ以外にも毎年たくさんの若者言葉が生まれています。
それって、日本でも世界でも同じなんだなって改めて実感しました。
流行語はやっぱりその年の流行や世相を表すものが多いですね。
特にランバーセクシャルなんて、かなり近年増えてきているメンズのジャンルだと思います。
日本で言えば、「草食系男子」と名前がつくのと同じような感覚だと思います。
来年はどんな言葉が生まれるのか。
また面白い英語の流行ワードがあったら紹介して行きたいと思います!
それでは、
ケリー
0コメント